呼びかけ文

集いへの参加のお願い

 今年9月19日未明、安倍政権は参議院で強行採決し、集団的自衛権行使を前提とした戦争法を成立させました。日本は再び忌まわしい戦争への道を歩み始めました。
 これに先立ち今年8月14日、安倍首相は、戦後50年に出された村山談話を踏みにじる安倍談話を発表しました。安倍自身は談話のどこにも日本が侵略と植民地支配を行った事実を認めていませんし、戦後生まれの日本人は侵略戦争の被害者に謝罪するなと公言しています。
 このように「戦争法の制定」は、「侵略戦争の歴史事実の否定」及び「戦争被害者の抹殺と謝罪・賠償の否定」と共に、まさに三位一体の攻撃としてかけられています。
 また安倍政権は、原発再稼働・国民総背番号制度・労働法制改悪・沖縄辺野古の新基地建設強行などの攻撃を、戦争法と一体のものとして国民にかけています。
 アジアの戦争被害者は、安倍政権の歴史修正主義のエスカレートと戦争法制定等の動きに非常な危機感を持っています。
 来る112729日の3日間、《韓国・中国の日本による植民地支配と侵略戦争の被害者》と《日本で安倍政権の戦争法に反対する市民》が一堂に集まり連帯と交流の場を持ちます。この連帯・交流の集いは、戦争に突き進む安倍政権への反撃の第一歩です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

                                        2015年10月19日

                                           アジアと日本の連帯実行委員会